20111017

volunteer activity -litter cleanup-


地元の清掃活動のために帰省しました。これは僕の企画でやっている清掃活動で、地元のNPO法人に協力して頂いてやってます。地元の方、学生など、たくさんの方が参加してくれて何よりも感謝です。

金沢、名古屋、東京からも僕の友達が参加してくれました。本当に感謝です。昼のバーベキューも用意して下さってありがとうございました。本当にありがとうございました。そして、皆さんお疲れ様でした。

掃除は誰でも出来るのが良い事だと思っています。掃除をすると、新しい景色に出会えます。普段の生活では気付かなかった景色や発見に出会います。あいさつの輪が広がります。新しい人と出会えます。気持ちがスッキリします。気持ちのいい汗をかけます。美味しいビールも待ってます笑

どれだけカッコいい建物や、美しい街をデザインしたところで、本質は何も変わらないと思う。街はそこに住まう人々によって構成されるものだから、住む人の手によって作られていくべきだと思う。街灯は、街を物理的に明るくしてくれるけど、街を精神的に明るくすることは出来ません。

郡上市は最近、行ってみれば「流行り」の観光地です。
ブームは中部電力のCMくらいからかな?みんなあのCMの様な古い町並みや水の街を求めるのでしょう。冬は国内でも有数のスキー場と雪質の良さから、大阪以西からの方もみえます。夏のキャンプ、ラフティング等のレジャーも人気です。
そして郡上踊り。徹夜で踊り続けるこの祭りは日本中から人が来ています。最近は雰囲気が変わっていて、僕は近頃は地元民だけの白鳥踊りの方に行くことも。テンポでいうなら白鳥踊りの方がハウス寄りで若者向けなんですよね

話しがそれましたが、僕が幼いときはそんなに観光の雰囲気はなかったけど、最近いっきに知名度も上がって、その変化に戸惑いと不安も覚えます。いまだに、マイペースに土日休みしてる市民をみるとちょっとホッとしたりもします。

今の僕にとっては、運良く残っている昔からの文化と町並み、この何気ない景色を守る事が、海外に行ってボランティアをすることや、被災地に行って活動することよりも、大切なのです。僕はこれくらいしか出来ないというのもありますが。


優先順位とかじゃなく、生まれた街の川や山。街や空気。人や文化。やっぱり身近なモノから守っていきたいのです。やり始めてもう三年目になりますが、僕等が拾ったゴミで街は見た目上では特に変わらないと思います。明日になれば、またいつものように道路にはタバコの吸い殻が落ちてます。でもほんの少しでも、何かのキッカケに、誰かのキッカケになってくれていれば、僕はそれで嬉しく思うのです。




:追記
小さな記事ですが、10月21日付けの中日新聞で取り上げてもらえました。インタビュー的なの突然で、気の利いたこと言えなかった。そういうトレーニングもしなきゃなぁ。

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