東京にはなにか「すべてを許容するような不思議な魅力」が存在する。
物質的な話しではなく、なにかわからない独特な魅力なんだ。
同じ寂しさを抱えるもの同士がそれを分かち合っている。
どんな人間も、ここでは許される。同じ夢を持った人、その形をかえた人が混ざり合っている。
先日、ゼミで同期が首都高のプレゼンをしていた。
上の動画は見た事あったけど下のは知らなかった。カプセルのMV。
僕も首都高は好きだ。もちろん、最初は狭いし、分かりづらいし大嫌いだったけどね。
でも地理を理解してくると、だんだんと分かりづらかったサインも理解できてきて、違った見え方をしてくる。
首都高は、先に述べた「すべてを許容するような不思議な魅力」の街を体現しているような気がするんだ。
東京の夜は確かに好きだ。路上の汚いものたちが見えなくなればネオンが美しい。
太平洋から吹く風も気持ちがいい。みんな幸せになりたいんだ。少しでも笑いあっていたい。
寂しさのダーティーなところからきている笑い合いは、すくなくとも僕にとっては、とても魅力的に映るんだ。
ぼくは、前よりも東京のことが好きになっている。
0 件のコメント:
コメントを投稿