20121215

Iron Sky


10月の話になってしまうんだけど、映画を見にいってまいりました。

変態SFファンには絶対外せないであろう、「アイアン・スカイ」。

なにそれ?ってなる人がいう人多いかもしれないけどこれはフィンランドの変態達が映画ファンから集めたカンパで作った映画で特に、映像の完成度はメジャースタジオもびっくりの仕上がりになってる。さすが変態。


コンセプトアートの完成度もなかなか。

ストーリーの方も変態で、1945年、第二次世界大戦終結の際に月の裏側に逃げ延びたナチス残党たちが70年の歳月をかけてその科学技術力を結集、ついに空飛ぶ円盤による大編隊軍団と超巨大宇宙要塞が完成、そして2018年、月面のナチス総統はアメリカの月面着陸計画によってナチス宇宙基地の存在が発覚したのを契機に計画を早め、最終調査のために地球へナチス党員を派遣、UFO軍団がついに積年の復讐を遂げるために地球に向けて出撃する…みたいなアホみたいなストーリーを真剣に映画化しちゃったみたいな感じ。

SF、B級ものは外せない僕としては、リベリオン、スターシップ・トゥルーパーズを超えてくるか?って期待も混じりながら、超一流B級映画という位置づけを決めて行きました。
映画館は、予想通りガラガラ(笑)でちらほら居る人は見るからに変態な人たちばかり。笑

もうこのお決まりの展開のあたりだけで既に期待値はかなり高い。
世間は織田裕二が「事件は会議室で〜」とか言ってる映画が流行ってて、逆にこのガラガラが個人的に凄く好き。

変態大笑いさせるより、クスっと笑わせるような笑いが多く、僕は映画館で笑いを堪えるのに必死になってた笑
つまり、コメディの要素も強くて、けどけっこう痛烈な政治批判みたいなのもあってそこもけっこう笑わせながら見せてくれる。ナチの女も凄くいいしね。
まあ、黙ってみろや。って言いたいとこですが、見る人が見たら最悪な映画でしょうし、風刺的な表現も耐えられんだろうね。
これを笑って見れる自分で良かったですよ。ほんと。
まあ、本編まで見ろとは言わんから、トレーラーでも見といてくださいな。






個人的には2012年映画ランキングではプロメテウスに次ぐ、二番目の作品でした。

もう一度見に行きたかったけど、行きそびれたのでブルーレイでもう一度見たいです。

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